当サイトは、「埼玉県事業承継・引継ぎ支援センター」が運営する事業承継を考える方のポータルサイトです。
セミナー・相談会情報
2021年01月19日
2020年、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は日本経済へも大きな打撃を与え、中小企業・小規模事業者の経営にも大きな影響を与えています。こうした中で、いかに事業を継続し経営を向上させていくかが、経営者にとっての最優先課題となっています。
他方、経営者の高齢化が進む日本において、70歳を超える中小企業・小規模事業者の経営者は約245万人、そのうち約半数が後継者未定(中小企業庁の調査)という問題は残ったままとなっています。現実に、経営は黒字であっても後継者が見つからずに廃業せざるを得ないという例も少なくありません。そうした事態に陥らないためにはコロナ禍においても事業承継に向けた早めの取り組みを行うことが重要です。
本フォーラムでは事業承継を新しい時代、新しい社会における企業の成長やイノベーションのための契機ととらえ、事業承継に成功した先輩経営者・後継者の貴重なお話を通じて、事業承継に関する課題や成功のヒントを見つけていきます。
対象 | 事業者向け |
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開催日 | 2021年02月19日(金) |
時間 | 10:00 ~ 12:30 |
場所 | オンライン開催(Zoomを使ったWeb配信フォーラムです) |
定員 | 参加者多数となった場合は先着順とし、参加人数を調整させていただく場合がございます ※お申込みが定員を超えた場合など参加いただけない際にはご連絡いたします。 |
費用 | 無料/事前登録制 |
申込方法 | 主催者のWEBサイトよりお申込み下さい。 |
問合せ先 | 事業承継フォーラム事務局 日経BP読者サービスセンター https://support.nikkeibp.co.jp/app/ask_1501/p/378/ |
主催 | 独立行政法人 中小企業基盤整備機構 |
共催・後援 | 共催:(株)商工組合中央金庫 後援(予定): 中小企業庁、金融庁、事業承継ネットワーク全国事務局、日本商工会議所、全国商工会連合会、全国中小企業団体中央会、(一社)全国地方銀行協会、(一社)第二地方銀行協会、(一社)全国信用金庫協会、(一社)全国信用組合中央協会、全国信用協同組合連合会、(株)日本政策金融公庫 |
講演プログラム・講師、申込方法など詳細は、主催者のWebページでご確認ください。
https://jsf.smrj.go.jp/forum/
1.基調講演
「持続的な成長のための事業承継とは」
講師:旭酒造株式会社 会長 桜井 博志 氏
1950年山口県周東町の酒蔵の長男として生まれる。
酒造メーカーに務めた後、旭酒造株式会社入社。
1984年旭酒造株式会社代表取締役就任。
1990年「獺祭」発売。杜氏制度を廃止し社員による酒造りを行う。
2014年日経BP社 第13回 日本イノベーター大賞 優秀賞受賞。
2016年旭酒造株式会社会長就任。2017年から旭酒造ホールディングス株式会社社長就任。
2.行政インフォメーション
「事業承継施策について(仮)」
中小企業庁 事業環境部 財務課
3.パネルディスカッション
「事業承継が描く企業の未来予想図」
事業承継は、会社の世代交代でもあります。
旧経営者の豊富な経験と、後継者の新しい感性を上手にミックスし、会社の未来予想図を描くことが大事です。
パネルディスカッションでは、親子間の事業承継及び第三者への事業承継を成功させた2つの会社の世代交代の
ストーリーと、コロナ禍も踏まえた企業の未来への取組みを語っていただきます。
株式会社恵比須堂 前社長 中道 直 氏
1950年生まれ。
1917年創業の株式会社恵比須堂の老舗3代目として1983年に同社従業員から株式譲渡により社長就任。
以降、「羽二重餅」や「けんけら」等の福井を代表する銘菓の伝統を守りながら、
最盛期には売上1億円を超える業績を上げてきた。自身の年齢が60代半ばとなり、体力の限界から
事業承継を考えたが、親族・従業員の中に引き受け手は見つからず、
2017年9月に福井商工会議所から福井県事業引継ぎ支援センターを紹介され、第三者承継を決めた。
有限会社ワークハウス 代表取締役社長 嶋田 祐介 氏
1985年福井県生まれ。
21歳の時に運転代行業で起業。その後、貿易業、IT事業などを経て、
2015年、父親の急死により立ち上げ1年半のワークハウスを引継いだ。
福祉×和菓子製造の新しい取り組みを目指し2018年にえびす堂を買収。
新しいブランド構築を目指して新商品の開発にも力をいれている。
えびす堂をきっかけに、福祉会社、カフェのM&Aを2件行い、現在は福祉分野を中心に、
カフェ、不動産事業などを展開する。社員は現在85名(パート含む)。
ミツフジ株式会社 顧問 三寺 康廣 氏、代表取締役社長 三寺 歩 氏
1977年生まれ、京都出身。
立命館大学在学中には海外向けネット書店を立ち上げ、海外在住の日本人向けビジネスを展開。
大学卒業後、松下電器産業(現・パナソニック)に入社。シスコシステムズ、SAPジャパンなどを経て、
2014年9月三ツ富士繊維工業株式会社(現社名ミツフジ株式会社)の代表取締役に就任。
〈モデレーター〉
株式会社日経BPコンサルティング シニアコンサルタント 斎藤 睦氏
1999年「日経デジケン」編集長、2002年「SmallBiz」編集長、
2005年「日経ベンチャー経営者クラブ」企画編集部長を経て、08年より現職。
中堅・中小企業を中心に、豊富な取材経験とネットワークを持つとともに、
多くの企業の理念構築から情報発信支援に携わった知見を基に、聴講者に分かりやすく
納得感のある講演を実現します。
町工場親善大使 羽田 詩織 氏
製造業の魅力を子供たちに伝えるイベント「町工場たいけん えんにち!」の発起人。
同イベントは自治体の要望に応じて各地域で開催し、2017年には「ものづくり流行語大賞」を受賞。
日本の町工場の魅力を世界に伝えることを目的に独自のPR活動を行い、近年はその活動が認められ
「町工場親善大使」として活動の幅を拡げている。